いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

雑記

Pythonの開発環境、デバッグ

Pythonでプログラムを書くとき、少し前までは付属の開発環境、IDLEというのを使っていました。小さいプログラムならよいのでしょうが、少し大きくなると不便を感じるようになりました。ぼくはほとんどコードをいくつものファイルに分けて書く、ということを…

電子顕微鏡ツアー参加希望者は何人か?

もう10年近くも前のことです。某高校の2年生全体に電子顕微鏡見学ツアーのアナウンスをしました。生物のA先生の企画です。午前中は大学で電子顕微鏡を見て、午後は新しい3Dの技術を教えてもらえる、という素晴らしいもの。バスをチャーターします。しかし!…

ちょっと休憩……『ニュートンと万有引力』紹介、犬の遠吠えについて

ちょっと休憩……。なにしろ「おいしい紅茶でも飲みながら」のブログです。軽い話でラクに行きます! ニュートンと万有引力 宇宙と地球の法則を解き明かした科学者 (ジュニアサイエンス) 発売日: 2013/01/31 メディア: 単行本 面白い本です。ニュートンの読み…

『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』紹介

1回だけ、観に行ったことがあります。市民会館で公演がありました。女の人たちだけで演じる、あの宝塚歌劇です。1本の劇が歌とともに進んでゆきます。ミュージカルとは違うのか、その辺は分かりませんが楽しめました。公演の前半は演劇(従ってストーリーが…

インタプリタを作る(6)雑談

記事「インタプリタを作る」の続きです。 www.omoshiro-suugaku.com 作成中のインタプリタは、例えば a = 3x = 6 - (2 + 3) * a + ax = x + a / 10 というコードを読んでちゃんと -5.7 と計算できるようになりました。通常の数値はもちろん変数も使うことが…

エッセイを2つ。 ①デバッグ ②地味な趣味について

①趣味でプログラムを書きます。コンピュータは「何をどうせよ」という指示書がなければ動きません。その指示書がプログラム(ソフトウェア、アプリケーション)です。プログラムを書く人がプログラマー。ぼくはアマのプログラマーですが、プロアマ含め、皆さ…

『オリエント急行殺人事件』紹介

大分前ですが、結構宣伝もしていたし、皆さんも見たかも知れません。アガサクリスティーの『オリエント急行の殺人』が脚本三谷幸喜(こうき)、主演野村萬斎(まんさい)で2回に分けて放送されました。ぼくは原作は本も読んだしスーシェのドラマも何度も見ていて…

インタプリタを作る(5)雑談

最近数学のテーマが続いたので休憩です。ここのところ、インタプリタ作成に勤しんでいます。Pythonをそのまま使っているので、できあがったインタプリタ(新しい言語)は実行速度という点では期待できません。しかし、今や多くの人がPythonは使いますし、そ…

教育界が迷走している!

コロナ騒ぎで学校ではまともに授業が進んでいません。緊急事態宣言も解除され、ぼちぼち始まる感じです。ステイホームと言ってもやはりペストによる「創造的休暇」の最中に大きな仕事をしてしまったニュートンとは違います。ぼくは勉強はしたけれどファミレ…

お話3つ。ゲーデル、角の3等分、だまだまマーク。

ゲーデルの話 故・竹内外史(がいし)先生(数学者。数学基礎論の専門家)が天才数学者ゲーデルについて「自分より100倍も200倍も賢いああいう人が自分より100倍も200倍も努力しているのを見ると自分も勉強しなければならないと思う」ということをおっしゃって…

物理数学とのつきあい方

物理・工学でやる数学とのつきあい方についてひと言。普通の数学とは別に物理数学と言われる数学があります。ちゃんとした定義は知りませんが、(大学以降で)物理の勉強を進める上で必要な数学全般を指すようです。大学の授業の科目名になっていたり、本の…

電子回路の設計

すみません、回路の設計技術そのものの話ではありませんが……。高校の物理ではオームの法則、キルヒホッフの法則など、電子回路に関するテーマも扱います。でもこれをどんなに一生懸命勉強しても自分でラジオを作れるようにはなりません。設計でキルヒホッフ…

ちょっとひと休み……。『ドイルとホームズを「探偵する」』紹介。

久しぶりに仕事で人と会いました。コロナ自粛でしばらくぶりです。人と話すといろいろ刺激も受けますし、緊張もします。これがいいんですね。しかし階段をのぼるときなんだかヨロヨロしていて、やはり歩かないとダメなのかな、と思いました。 通勤で本を読み…

高校時代、化学部の話

昔話です。高校時代は化学部に入っていました。そう言うと笑う生徒もいて、分かりませんが「部活なら運動部!」とみんな思っているのでしょうか……。当時、土曜日は午前中だけ授業もありましたが、それでも今運動部をやっている生徒に比べればずっと楽?だっ…

試験にA4の紙を1枚だけ持ち込み可……はよいか?

「定期試験のときに生徒が自分でまとめたA4の紙1枚だけは持ち込み可にしたらどうか」と言った先生がいました。「何を言ってるんだろ」と思いましたが、いや、よく考えてみると結構いいかも……。持ち込めるのは1枚だから、十分考えてまとめなければなりません…

今、飛んでいる飛行機は何機あるのか?

今この瞬間、飛んでいる飛行機は何機あるのでしょうか。この手の疑問、「分かりっこない」とか「分かっても何にもならない」とか切り捨てることは簡単です。前、ネットで「飛行機は全機着陸できるのでしょうか」(ある程度の割合が飛んでいる前提で着陸スペ…

徒然(つれづれ)なるまま、プログラミングについて……

学生時代から一応やっていて、今でもプログラミングが趣味です。30年前くらいでしょうか、その頃から「フリーウェア」という考え方はあったようです。(インターネットでなくパソコン通信のネットに)自作のソフトを登録して「無料です、気に入ったら使って…

物理の研修に行かせてもらえなかった!

学校では進路の話をするときによく「逆算して」と教員が言います。確かに逆算しなければいけないんだけれど、危険です。「逆算して何が必要か考えよ」というのは「不要なことはやるな」とほぼ同義だからです。そんな、足下をギリギリまで削ぐような勉強の仕…

本を読まない教員……!

教員免許の更新の講習に行ってきました。東京の某大学です。キレイな学校でした。学生たちは夏休みで、それでも結構いましたが、食堂が閉まっていて残念でした。夏休み中、全部で5日。教育関係の授業が2日、数学、情報、生物、物理の授業が3日。特に生物はDN…

「数学は自分で考えなければダメ」なのか?

近いことはすでに書いていますが、少し詳しく。 教員はすぐに「数学は自分で考えなければダメ」と言います。ある意味、これは真理でしょう。しかしそういうことを言う人たちは中学、高校、大学でどうやって勉強していたのでしょうか。「自分で考えなければダ…

『金田一少年の事件簿』紹介

『金田一少年の事件簿』。コミックスです。 金田一少年の事件簿 File(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:天樹征丸,金成陽三郎,さとうふみや 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 IQ180の高校生、金田一一(きんだいちはじめ)が難事件を抜群の推理力…

「重複解」、「重複組み合わせ」はどう読むか? 「伏線を『回収』」?

数学に重解というのが出てきます。例えば2次方程式の解が1個のときなど、もともと2個だった解が一致したのだと考えて、重なった解、重解(じゅうかい)と呼ぶのでした。では「重複解」はどう読むか? 試しに……と周りの人たちに聞くと8割が「じゅうふくかい」…

数式エディタ『Mathcha』を使う

今まで、プリントや試験などの印刷物に数式を書くのには大抵ワープロソフト『一太郎』を使っていました。メニューに「数式作成ツール」というのがあります。一応いろいろな記号をひと通り使えて、慣れればそれなりに書けるようになるからよかったんですが、…

古い番組『トリビアの泉』、『ほこ×たて』紹介

20年も前のことですが、『トリビアの泉』というTV番組がありました。「実用性はないが、『明日人に教えたくなる』ような話題」満載。例えば、「飼い犬100匹のうち、ご主人様が危険に見舞われたときに助けに行くのは何匹?」とか。面白くて、笑いながら見て…

『昭和少年SF大図鑑』紹介

新装版が出ているようです。ぼくが読んだのは古い方。楽しい本です。昭和20年、30年、40年くらいでしょうか、当時の少年誌、それに載っていた未来の予想図、挿絵を描いた挿絵画家の解説などでできあがっています。昭和の匂いがすごく、40代~60代くらいの人…

書籍『SF科学のお値段』紹介、学研の『科学』と『学習』

小学校の頃、学研の『科学』、『学習』を定期購読していました。5年生対象の『科学』のちゃんとしたタイトルは『5年の科学』などとなります。『科学』は自然科学全般、『学習』は歴史などの様々のテーマを扱っていました。ぼくは理系の科目が好きだったので…

自然科学の実力

平成30年、北海道で大地震が起きました。「北海道胆振東部地震」(いぶりとうぶじしん)と命名されたそうですね。M6.7(マグニチュード6.7)だったそうです。しかし……本当に現代の地震学(地震の発生機構、およびそれに伴う諸事象を解明する学問。←Wikipedi…

門前の小僧、習わぬ経を読む

ぼくたちは中学生のとき、関数の定義を勉強させられていました。「集合Xの要素xに対し、集合Yの要素yがただひとつ決まるときy=f(x)などと書き、yはxの関数であると言う」とか、憶えさせられていたのです。「なんのこっちゃ」という感じだったのを…

さて次に何を勉強しようか……

前回まででようやく「写真から立体を再現」できたのですが、仕事もあったし結構時間がかかりました。でもまたここから先へ進めそうです。 今どきですから、何枚かの写真から立体を作る、そういうアプリとかライブラリの類いもあるのかも知れません。しかしぼ…

『オンラインの微笑(ほほえみ)』紹介

古い推理小説です。『オンラインの微笑』(鳥井加南子1990新潮文庫)を紹介しましょう。新婚の妻、今野(こんの)数美はパソコン通信が趣味です。新居に引っ越して1年、地元との交流もあまりなく、パソコン通信の面白さが分かってきました。そんなとき、数美…