いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

アプリにやっと広告が表示された!

 ここ数日、Unityで作っているゲームアプリに広告をつけようと苦闘していました。ふと気づいたらブログも4、5日更新してない……! 昨日、ようやく広告が表示されたのでひと息です。ネットで検索すると皆さんやはり苦労しているようですね。

 知らない人もいると思います。アプリに広告を表示するとはどういうことか。このブログでもあちこちに広告が出ていますが、これのアプリ版です。あちこちの企業の「こういう広告を出したい」という依頼をまとめて扱い、ブログやアプリに配信する会社がいくつもあるのです。AdMob、nend、i-mobileといったところです。

 アプリの開発者は、ぼくのように趣味でやっている人、仕事にしている人などいろいろですが、何にせよ自分の技術や努力がお金になるのはうれしいものです。ここのところ多いのが無料のアプリに広告を表示し、条件はこれもいろいろですがその広告がクリックされたら××円、表示されたら××円、広告の商品が売れたら××円の収入がアプリ開発者に……といったもの。今どき、なかなか有料のアプリを出して利益を上げよう、というのも難しいのでしょう。優れたアプリ、ゲームが無料でいくらでも手に入るのですから。有名なゲームとかなら別ですが。そこで、アプリの開発者はさっきのAdMobなどとやりとりをして自分のアプリに広告を配信してもらうのです。

 さて、ネットで検索するとすぐ分かるのですが、アプリの開発者が広告を入れるときにずいぶんトラブル(技術的な)が起こるようです。でき上がったアプリに広告を表示させるには大抵、配信する会社ごとに異なるSDK(ソフトウェア開発キット)というものを組み込まなければなりません。……と、書くのは一瞬なのですが、これが1回ではうまくいかないことが多いのです。「××のパスが通っていない」、「××の依存関係がうまくいっていない」、……とにかくいろーんな理由でエラーが出ます。「エラーは出ていないが広告が表示されない」というのもあります。「こんなに大変だったのか……」という印象。ネットのブログなどでは「簡単だった」といった記事もありますが、技術力もあるのでしょうがぼくはAdMob、nend、Unity Ads、Zucksと試してみてうまくいかず、昨日ようやくnendの広告が配信されて表示できました。nendメディアサポートの方にお世話になりました。もう少しやってみます。

 うーん、まあ人によるのかも知れませんが、ソフト(アプリ)を書くのは楽しい作業です。「こういう機能を実現したい」、「照準をこういう感じに動かしたい」、「ヘルプ画面はこういう見た目に……」など、自分の中で目標が次々に決まり、技術面で分からないことはネットで調べたり本を見たり自分で実験したりして解決する。こうしたことの繰り返しです。ぼくはもともと数学や物理は好きですし、もちろんそのまま使える知識や技術もありますが勉強の進め方などでもアプリ開発に通じる部分が多いと思います。しかし広告の組み込みは全然違っていて、知らなければ分からないこと、調べても明確な答えになかなかたどり着けないことが多い気が。

 ふー、疲れました。これでホッとひと安心です。これも経験。色々あるものですね……。