以前、こんな記事を載せました。
最後の方で「(マチンの公式のような、)自分の公式を導ける!」と書きました。試してみましょう。次がマチンの公式です。円周率をパソコンで計算するのに使われたりします。
このマチンの公式の導き方をマネして、自分の公式を導いてみます。
今、tanα=1/7であるとします。このとき加法定理から
ですから、
が成立です。
なので、これを代入してみましょう。
よって
ゆえに
……などとやればよいでしょう。実際にこれが円周率の計算に役立つかどうかは別問題ですが。tan α = 1/7 を別の値にすればたくさんの公式が手に入ります! 遊んでみてください。