夏休み後半の活動報告です。プログラミングはしばらく放っておき、数学のテキストに沿って勉強していました。
●『親切な代数学演習』
このテキストは順に問題を解いていくことによって勉強を進めるようになっています。あと2問解くと「5次以上の代数方程式は解の公式を持たない」が示せるところまで進みました。
かつての同僚の先生で、生徒には授業中ノートは特にとらせず、教科書にメモさせていいる人がいました。実際のところ、そうすると成績が落ちるとか、多分そういうことはありません。生徒は問題集の問題を解くなど、必要な場合はノートを使うからです。自分で式変形し、自分でテキストの行間を埋め、考えたことを(ノートでなくてもよいですが)書かないと、おそらく数学などできるようにはなりません。
ではぼくたちはどうでしょうか。今回、「5次以上の~」を勉強していましたが、分量はありますし、議論も大変抽象的です。高校数学とは違い、「どうしてこの行から次の行が導けるの?」ということが頻繁にあります。……というよりそればっかりです。ある意味、それを解決するのが勉強なのだと思います。しかし事態はそれほど単純ではなく、「あ、分かった!」と思ってもしばらく経ってからそこを見てみると「どうしてこうなったんだっけ?」とか、それどころか下手をすると定理など証明した記憶すらなかったり。さらに経験的に、1回議論が分からず引っかかったところは次回読んでみても同じところで同じように躓きます。前にはテキストに小さい字で説明を書き込んで勉強を進めていたこともありますが、書くには狭いし読みづらいし、よくありません。そこで、ノートです。ぼくはどう理解したのか、後で読み直したときに分かるように、なるべく細かく丁寧に書いておきます。こうして作ったノートは、もとの本を読むのと比べて比較にならないくらい分かりやすいです。ところが、勘違いしていることが後で分かって差し替えたいとか、説明をつけ加えたいとかいうこともあります。大学ノートではどうにもなりません(本に書き込んでいたのではさらにどうしようもありません)。仕方ないので紙を余分に貼るとか、ノートの後ろの方に書き足すとかすることになります。ルーズリーフだと好きなところにページを追加できます。ノートなどなんでもいいと思う人もいるかも知れませんが……今まで勉強に使っていた大学ノートをルーズリーフに切り替えて、ストレスから解放されました。そういうわけで、今はまあ快適に勉強しています。
文科省がいろいろ言ってますね。世の中「生徒同士の対話! 生徒に考えさせるのが大事! 今までの試験では創造力が育たない! ……」とそんなのばっかりです。振り回される教員もたくさん。この類いの話には関わらないのが吉。関わる暇があればこうして自分が勉強することが大事だと思います。
勉強用グッズの話でもうひとつ。プレゼント用に買ったブッククリップ、自分の分も買って使ってみると素晴らしい! 参考書や問題集は、開いても手を離せばパタッと閉じてしまいます。仕方ないので手で抑えているか、文鎮みたいなものを乗せたりするか……ですが、考えてみると学生時代、苦労していた覚えが。それを解決するのがブッククリップです。いろいろあるようですが、検討して買ったのがこれです。
『知識工学研究所 フリップクリップ ブックホルダー グリーン 14252』
4cmくらいの厚みの本でも十分使えますし、使っている最中も読むのに邪魔になることがあまりありません。便利なのであとひとつ買って家にひとつ、学校にひとつ置いています。