大分前、教員免許更新の講習に行った記事を書きました。
多分教員の資質の向上を目指してこういう制度ができたらしいです。ぼくは数年前に行ってきました。教育関係の授業が2日、数学、情報、生物、物理の授業が3日。1講座8千円かそこらだった記憶が。間違っていたらスミマセン。数学、情報、生物については自分で「面白そう!」と思ったものを選んだし、実際に興味深い話をたくさん聞けたので満足しました。教育関係は……アクティブ・ラーニングが多く、時間の無駄をしただけでつまらなかったです。アクティブ・ラーニングについても何回か書いています。
研修は、内容がしっかりしているならぼくは賛成です。教員は忙しいですし、勉強しなくても間に合ってしまう部分も多いです。しかしそれは勉強しなくていいこととは別だと思います。外からある程度いろんな勉強をするように圧力がかかるのはいいことかも知れません。
しかし! 5日間、何万円も自腹を切って……というのは大変なことです。お金はもちろんですが、時間も。今はコロナで制限されているんでしょうが、そうでなければ生徒の夏休み中も土日も部活はやっています。そういう中でバッチリまるまる5日間、強制されて研修に出かけなければなりません。まあそれでも「一生に何回かだから……」と思っていました。ところが……。
なんと、この制度が廃止!……。ホントに、下っ端を振り回してくれますよね。教員や学校の不注意はあったにせよ、この制度のおかげで免許が失効してしまって起こった事故が少なくありません。ずいぶんニュースになっています。効果と被害のバランスを考えて廃止するんでしょうが、こうなるとぼくの出費と時間をどうしてくれるんだ、と思います。
つい最近も振り回された話がありました。
英検の問題なんかもあったなあ。何でもいいから、もうとにかく仕事の邪魔はしないで欲しいと思います。