教員免許の更新の講習に行ってきました。東京の某大学です。キレイな学校でした。学生たちは夏休みで、それでも結構いましたが、食堂が閉まっていて残念でした。夏休み中、全部で5日。教育関係の授業が2日、数学、情報、生物、物理の授業が3日。特に生物はDNAなど遺伝の話から分化の話まで、メチャクチャ面白く、帰りにブルーバックスを1冊買って帰りました(分化……細胞はいったん例えば皮膚の細胞になるともう他(心筋とか)には変われない。これを細胞の分化と言う)。しかし教育の方は、アクティブ・ラーニングがテーマでした。他の面白い話もいくつも教えてくれたんですが……。何年か前、アクティブ・ラーニングの研修会みたいなのがあってレポートを見たこともあり、そのときの印象は「なんだこりゃ」。前に書きました。
また同じ印象を持ちました……。生徒同士、学生同士が話し合ったり、というのが大事(=善)みたいです。落ち着いて欲しいです。それでは深い話にはたどり着かないでしょ……。
これは免許更新。研修ではありません。でも内容はまあ似ている部分もあります。免許更新を始めとして最近教員はやたらと学校の外でも中でも研修、研修、……。でもさっきの分化みたいに面白いならいいのだけれど、失礼ながら大抵はつまらない話です。時間ばかり食って内容がない。そして、流行りの研修はどれも「どのように教えるか」ばかり、という気がします。それだってもちろん大事でしょうが、そんなの、形ばかりきれいな内容のない小論文みたいで面白くない! もっとやることはあるでしょう……。
本屋さんで見つけました。
考え中ですが、多分買います。ざっと見たら「教員が本を読まない」「授業の準備ができない」みたいな話も書いてありました。教員が一方的に悪いのだ、というわけではないと思います。忙しすぎるのは確かなのです。さっき書いたいろいろな(つまらない)「研修」、提出する書類作成、多すぎる会議、生徒の細かな対応、部活など。学校はとにかく教員に何でもかんでもやらせ過ぎです。
読んだらまた続きを書きます。