いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

このブログでアクセスの多い記事。電卓で3乗根、関数の増加する区間の問題、FFT

 大勢の人に読まれているブログはもう1日に何万、何十万アクセスのレベルでしょうから、そういったところと比較しても仕方ないですが、このブログの記事の話です。

 意外なのがこれ。

www.omoshiro-suugaku.com

個人的には関数電卓でない、その辺で手に入る四則とルートだけの電卓で3乗根を求められるのが面白いのですが、どうしてアクセスが多いのでしょうか。ちゃんと調べていませんが多分一番です。ネットで「2の3乗根」を検索すると大きな電卓の画面みたいなのが出てきてすぐ値自体は分かりますし、どのような感じで興味を持つのか聞いてみたいです。

 次にこれ。

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高校の先生方か、あるいは高校生かも知れません。確かに、はっきり「こういう理由でイコールを入れるのです」という説明はあまり見かけません。しかしきちんと考えたい人や、生徒に聞かれた先生は疑問に思うのかも。

 高校の数学にはこんな感じの「気にしなければ問題にはならないが、誰かに突っ込まれたら答えるのに困る」という話題がいくつもあります。試験で点を取れなくなるということもあまりないけれど、きちんと考える姿勢を問われる、というテーマだと思います。こういう感じの話が好きでないとか、どうでもいいという人は、いずれ先の勉強で行き詰まるのではないか……という気がします。ぼくは、生徒が聞いてきたら褒めてあげています。

 あとひとつ。

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これに限らずバタフライ演算などFFT関連の記事。今、FFTの手順や導出の流れなどまとめていますが、この分野の勉強を始めたばかりの人はそれなりの確率でつまづくのだと思います。ぼくもそうでした。せっかく大学の実験などで触れることがあっても、「ああでもない、こうでもない」といろいろ試してうまくいったらもうそれっきりにしてしまうこともあるでしょう。自由に使えればいろいろできて楽しいのに。ブログにはかなり詳しく理屈や使い方をまとめてあるので、ぼく自身が「どうなっていたっけ?」と思ったら過去の記事を参照しています。

 

 ブログも気づけばもう2年以上です。結構書いたなあ、という印象。たまにコメントをくださる読者の方もいて、うれしいですしこういうつながりもよいものです。今後ともよろしくお願いいたします。