いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

ランダムドットステレオグラム……?

 ランダムドットステレオグラムというのをご存じですか。名前は知らなくても、見たことはあると思います。白黒だったりカラーだったり色々ですが、「ランダムドット」であって、ちゃんとした模様にはあまり見えません。でも、しばらく見つめていると、2次元の紙なのに立体的なものが見えてくる、というアレです。ネットで調べてもどうも調べ方が悪いのか、ああいう絵の作り方は分かりません。何か試すかな……とやったのがこれです。

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スマホだと難しいかも知れません。PCの画面に顔を近づけたり離したりして、適当な距離でボーッと見つめていると左右に伸びた紙の帯が手前ふくらんだり向こう側にへこんだりしている立体的な構造物が見えてくるでしょう。

 何のことはない、次のように作りました。

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ワープロで同じ文字をポイントを変えながら並べます。実際には普通のフォントでは1行にきれいにピタッと入るように(多分文字間かな……?)調整される感じで行全体が詰まった感じになったりしてしまい、単純に上のようなことにはなっていません。だから左右に伸びた帯びになっているのかも知れません。

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こちらの方がきれいな帯が見えます。ポイントを変えながら数行ずつ「あ」を書きました。

 この辺をヒントにして何とかならないものかと検討中です。ロジックが分かればプログラムを書いてもっとちゃんとしたものを作れると思うんですが、どこかに説明、ないでしょうか……。立体的に認識される理屈でなくても、とりあえず描き方が分かればいいんですが。