いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

友だちと旅行に行ったときの精算の仕方

 旅行に行ってきました。職場に出入りしている業者さんにも美味しい店を聞きました。1泊10000円ちょっとで温泉もなかなかよかったし、穴場だったのかも……と思いました。

 さて、こういった旅行でよく問題になる「精算」。例えばA、B、Cの3人で出かけ、Bが新幹線代をまとめて払い、Cが昼ご飯代をまとめて払い(3人で食べたものが違っていたりする)、……で、最後に帰りの電車の中で精算、などという場合どうしたらよいかということです。具体的に見てみます。 

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一番下の段には誰が払ったかを書いてあります。架空の例ですが、どうやって精算したらいいでしょうか。
 上の表をもとにして、3人がそれぞれいくら使い、お金をいくら出したか、計算します。例えばAが使った総額は昼ご飯代、新幹線代、……の和で22200円です。またAが出したお金はケーブルカー代、宿泊費の和で34740円です。これらを下の表にまとめます。

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この表を見て、Bが5090円、Cが7450円をAに渡せばよい、ということが分かります。何人もいて、バラバラに使ったり払ったりしているとき、精算時にどうしたらお金の移動が最小で済むのか。小さな工夫ですが、この方法でスッキリです!!