いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

マジックが趣味です

 同僚の先生が外のとある会でマジックをやることになり、他校の先生にぼくがマジックをやると聞いたらしく、「教えてください」と言いに来ました。結構狭い世界ということでしょうか……。それはいいんですが、早速いくつか選んで教えました。マジックをやる人なら恐らく知っている「カードワープ」、観客が選んだカードを空中に回転させて飛ばして受け取るカード当てです。フォールスシャッフル(偽のシャッフル)もひとつ、それと普通にトランプを両手に分けてパラパラッとかみ合わせて(テーブルは使わない)手の中にザーッと落とすリフルシャッフルを。初心者でも言うとおりにきちんと練習してくれれば、2,3週間で人を驚かせるレベルにまでなります。熱心なようでよく練習しており上達が早いです。

 ぼくはキャリアだけは長い、という感じで、今はほとんど練習はしていません。演じるのは生徒の前か飲み会くらい(しかもここのところコロナで飲み会はありません……)です。特にマジックを始めてから1年くらいは猛烈な勢いであれこれ手を出し、トランプもコインも四つ玉もやっていました。四つ玉というのは直径数センチの球が指の間で増えたり減ったりなくなったりするマジックです。最初から仕掛けに頼るマジックはあまり好きではなかったんですが、それでもいろいろ買っていました。とにかく面白くて、何でもやっていたのです。

 1年くらい経って、結局好きということなんでしょうが、カード(トランプ)が多くなり、今ではほとんどカードばかりです。特に教室で演じるときは教卓にカードを置いても生徒には見えませんから、そういう演目はだんだん減っていきます。コインなど、そりゃ手の中からコインがジャラジャラと出てくれば驚くでしょうが、コインマジックは結局出現、消失、移動、種類や枚数の変化、……くらいしかバリエーションがありません。しかも小さい。ちょっと離れれば教室の前の方で銅貨が銀貨に変わっても分かりません。トランプならインデックス(マークと数字)の大きなものもありますし、十分見えます。「コインマジックが丁半賭博ならカードマジックは麻雀」みたいな話を聞いたことがあります。うまい表現です。カードマジックにはカード当てに始まり、消失、移動、枚数やインデックスの変化、4枚のカード(Aなど)を使うもの、予言、透視、……といくらでもあるのです。そういうわけで、まあ性に合っているというのもあるのでしょう、今ではカードばかり、しかもテーブルは使わずに立って演じることのできるものがほとんどです。

 最初の1年くらいはとにかく人前でやりたくて仕方なかったのですが、今はそれほどではありません。いや、見せたいですが。ヘブンアーティストに応募したくらいですから。 2次で受かっていればどこかの駅前で演技していたかも知れません……。

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やるのは年度の始め頃か、「何か見せてよ」と言われたときくらいです。無理矢理見せるものではないということが分かってきて、タイミングを見てやっている、という感じです。

 趣味は多い方がいいです。いろんな面でプラスに働きますし、なにより面白い。マジックは初心者から玄人まで、レベルに合わせて楽しめるよい趣味だと思います。