数学に重解というのが出てきます。例えば2次方程式の解が1個のときなど、もともと2個だった解が一致したのだと考えて、重なった解、重解(じゅうかい)と呼ぶのでした。では「重複解」はどう読むか? 試しに……と周りの人たちに聞くと8割が「じゅうふくかい」…
今まで、プリントや試験などの印刷物に数式を書くのには大抵ワープロソフト『一太郎』を使っていました。メニューに「数式作成ツール」というのがあります。一応いろいろな記号をひと通り使えて、慣れればそれなりに書けるようになるからよかったんですが、…
いくつかのテキストで、複数枚の写真だけからそれに写っている立体を再現する手順の一部に射影幾何の知識を用いています。ぼくはこれまで、射影幾何を体系的に勉強したことがありません。大学でも、少なくとも微積分並みに教えていたわけではないと思います…
20年も前のことですが、『トリビアの泉』というTV番組がありました。「実用性はないが、『明日人に教えたくなる』ような話題」満載。例えば、「飼い犬100匹のうち、ご主人様が危険に見舞われたときに助けに行くのは何匹?」とか。面白くて、笑いながら見て…
連立方程式を解きます。最初の2本でx、yが決まってしまうので、3本を満たす普通の意味の解はありませんが、なるべくうまい値を見つけます。 行列、ベクトルを使って考えるため、次のように書き換えます。 後の都合で、これをxp+yq=bと書いておきま…