いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

数式エディタ『Mathcha』を使う

 今まで、プリントや試験などの印刷物に数式を書くのには大抵ワープロソフト『一太郎』を使っていました。メニューに「数式作成ツール」というのがあります。一応いろいろな記号をひと通り使えて、慣れればそれなりに書けるようになるからよかったんですが、(どんなツールでも同じなのでしょうが)細かなところでコントロールできなかったりして使いづらい部分も。例えば式の一部をコピーして使い回すときとか。また図は描けませんし、必要な場合は本に載っているものをスキャンするなどしていました。Wordにも数式エディタはあると聞きましたがどうなんでしょうか。

 使いやすい、ブログにも使えるエディタはないかな……と探していて、見つけました! 『Mathcha』といいます。検索すればすぐヒットするでしょう。前回の記事の図や式はMathchaで作成したものです。今までぼくは特に数学で使う図を描くツールというのは使ったことがありませんでしたが、今回使ってみて、なかなかよいです。線分をひくときに端点を交点にビシッとくっつけてくれたり、図の中に配置する記号(「A」とか「(1,2)」とか)も大きさも位置も自由自在。もっと早く使い始めればよかった、と思いました。

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前回描いた図はこんなのでした。もちろん1回描いたら使い回しもできるし修正も可能です。便利なものを作る人がいらっしゃいます!