いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

Unityで書いているゲームのFPSがだんだん下がった話。ミステリ関係の書籍紹介。

学校はようやく期末試験の期間に。まだ採点、成績処理があるけれど、正月にかけてある程度まとまった時間が取れるので開発作業に注力します。

 

今日はいくつか仕事しながらゲームを書いていました。目指す動作になっているか確認しながらプログラミングするんですが、ふと気づくとFPSが25くらいに。ゲーム開始から4分かそこらです。PCのゲームは画面を1秒間に30回~60回程度、描き換えます。これが30を切るとキャラクタなどの動きがカクカクして快適にプレイできません。FPSはこの描き換えの回数です。最初は目標のFPSですが、しばらく経つと動作が鈍くなるという感じです。メモリリーク(使ったメモリを解放し忘れるなど)とかのメモリ関係のバグだとイヤだな……と思いました。仕方なくUpdate()ルーチンでコールしている関数をいったん全部コメントにし、コールする関数をひとつづつ増やして、いちいち動作不良が起こるか確認しました。敵を生成するルーチン、敵に弾を発射させるルーチン、敵を動かすルーチン、……。結果、ナント……!!!

Debug.Log()が原因でした!!!! Update()がコールされるたびに弾の数をカウントしてそれをチェックしていたのが悪かったのです。Unityのエディタに毎回表示するのが負担だったんですね。これで安心です!

 

このミステリーがすごい! 2024年版』(宝島社)を購入。もともとミステリは好きで、コナン君や金田一君は見ますし、最近では有栖川有栖(ありすがわありす)をよく読んでいます。アリバイ崩しなどは一切せず、通勤時間などにただ読んで楽しみます。『このミステリーがすごい!』は何回か買ったことがあって、どんなのが流行なのか一応把握するために読んでいます。そして面白そうなのは読みます。

最近『有栖川有栖の密室大図鑑』(有栖川有栖、磯田和一2019創元推理文庫)も買いました。面白いです。国内外の古いミステリーから最近のものまで、イラスト付きで密室がたくさん載っています(「図鑑」だし)。こうした、「こんなのが面白いよ」と教えてくれる本は好きです。本は好き嫌いの感じ方は人それぞれですが、それでもその分野の担い手がコメントしているのだから、聞いてみないと!