いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

ガウス記号を使って小数点以下の任意の桁を四捨五入する

UnityにはMathfというクラスがあって、様々な数学の関数が使えます。例えばMathf.Sin()でsinを計算できます。プログラムに出てくる数値を四捨五入する必要があり、探したらMathf.Round()というのが見つかりました。ただ、これは名前からして「丸め」だけれど…

シューティングゲーム作成中。敵を表示して動かしました。

とりあえず……敵を出して動かしてみました。下の写真です。敵キャラは暫定でこの形。いずれもう少し変えますが。移動のコースは、敵キャラの生成場所と経過時間によって空間内の場所が決まるように数式を決めてやっています。キャラクタはもちろん正面が進行…

ブログ管理者が本を出します

ようやく出版まで漕ぎ着けました。準備を始めたのは昨年の6月です。ちゃんとした原稿になったのが1月半ばでした。Pythonでインタプリタを作る コンピュータ言語を設計・実装してインタプリタの動作を理解しよう (OnDeck Books(NextPublishing))作者:吉田 …

教員の出張、面白いのもある

教員にも出張があります。県外は少ないですが、他校へ行ったり初任者の研修など、楽しかったこともありました。特に教員になったばかりの頃は赴任した学校が大変(生徒が……)だったこともあり、いつもと違う路線で違う場所へ行くのが新鮮で結構気分転換にな…

Unityで環境光の強弱をコントロールする、今と昔のゲームプログラミング

Unityでゲーム作成中!……なんですが、細かなところであちこちつまずきます。 「環境光」というのがあります。ゲームの世界を照らす灯りが必要ですが、直接光、環境光と2種類あります。直接光は光源から直に当たる光です。環境光は、光源からの光が直に当たら…

当ブログについて

気づけばここまで、ずいぶん書いています。「投稿数536」のようです。この辺で、どういうブログなのか、基本的な方針というか考え方というか、そんなことを書いておきましょう。 ぼくは「数学通信」を書きます。授業で配るんですが、それをブログ用に書き直…

昔あった、コピーツール

昔、20年か30年くらい前にはコピーツールというジャンルのソフトウェアがありました。記録メディアはフロッピーディスクというやつが主流で、直径5.25インチのものをよく使っていました。縦横13cmか14cmくらいです。しかも容量は1Mバイト、今に比べ…

マジックが趣味です

同僚の先生が外のとある会でマジックをやることになり、他校の先生にぼくがマジックをやると聞いたらしく、「教えてください」と言いに来ました。結構狭い世界ということでしょうか……。それはいいんですが、早速いくつか選んで教えました。マジックをやる人…

Unityでビルボードを作る!(2) Unityの書籍紹介

前回、Unityでビルボードを実現、という話を書きました。 www.omoshiro-suugaku.com 調べると、オブジェクトには、それを構成する点が4点しかない、本当の平面みたいなものがあるようです。3DオブジェクトのQuadというやつです。実験してみました。これに絵…

Unityでビルボードを作る!

ちゃんとした定義は知りませんが、ゲームプログラミングの技術の中に「ビルボード」というのがあります。3Dのゲームで、例えば道ばたの木など、ちゃんとモデリング(PC上で立体として木を作る。幹、枝、場合によっては葉などのパーツもしっかり)したものを…

ゲームプログラミング雑感、時間を確保して勉強しましょう

大きく勤務状況が変わり、とにかく時間の余裕ができました。好きなことをいろいろやっています。何回か触れていますが、最近はUnity(ゲームを書くための開発環境)、C#で3Dのゲームを書く準備をしています。Unity、気に入りました。スマホでテストすると…

碁というゲーム

何年か前、碁を始めようと思って本も買い込み、ルールから勉強し始めました。しかし難しい。ぼくは将棋は小学校の頃から指していて、そのときはやはりスタートは棋士の書いた「将棋入門」みたいな本でした。将棋の目的は単純で、相手の王様を詰めることです…

箱ひげ図、四分位数の問題をひとつ

次はあるデータから作った箱ひげ図です。 この図を見て、「全データの1/2以上が40以上55以下である」と言ってよいでしょうか。第1四分位数は40より大きく、第3四分位数は55未満です。なお、四分位数の定義はいくつかあるようですが、ここでは教科書流の次の…

スマホでゲーム作り(4)

UnityC#ゲームプログラミング入門 2020対応 作者:津耶乃, 掌田 発売日: 2020/10/30 メディア: 単行本 Unityを使ったゲームプログラミングの本です。目次は以下の通りです。 Chapter 1 ゲームで使うUnityの基本機能 1-1 ゲームの機能を考える 1-2 ゲームオブ…

若い先生「分かりやすい授業を……」

若い先生と「教員の仕事は生徒の進路に直接関わるから、うっかりするとミスなんかでヤバイ!ということがありますよね」とか「教科の力だけでなく他も必要」とか、そんな話をしました。その先生は「自分は教科の力は不足していて、なんとかしたい」みたいな…

文化祭でおひねりをもらって赤十字に寄付……はダメか?

最近は少なくなっているかも知れませんが、少し前には結構、教員が出し物をしていたりしました。写真展をやるというのでぼくも写真を提供して展示の手伝いをしたことがあります。 ぼくはマジックが趣味で、ヘブンアーティストの資格を取ろうとしていたことも…

スマホでゲーム作り(3)

2D、3Dのスマホゲームを書くための本です。よい本でした。 Unityの教科書 Unity 2020完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 作者:北村 愛実 発売日: 2020/08/29 メディア: Kindle版 一応最後まで、実験しながら読み終わりました。説明がとにかく丁…

「関数が区間x≦1、3≦xで増加」でイコールを入れるか、入れないか

生徒に聞かれました。教科書の問題です。関数が増加、減少している区間を答えなさい、というものです。 教科書の答えでは 「区間x≦1、3≦xで増加、区間1≦x≦3で減少」 です。生徒は「x=1、3では導関数の値が0なのに、増加や減少していると言っていいんで…

箱ひげ図について

ふと気づいたら数学Ⅰに「箱ひげ図」というのが入っていました。新しい指導要領からみたいですね。こんなの、学生時代に勉強した記憶もありません。……と思って最近ネットで調べたら、箱ひげ図自体新しく、70年代に出てきたそうです。ウィキペディアでは品質管…

スマホでゲーム作り(2)

www.omoshiro-suugaku.com 前々回、Unity+C#でゲームプログラミングする本を紹介しました。PCで書いたプログラムは実機テストしなければなりません(動作の確認などはPCでできますし、通常はPCでのみ作業)。つまりスマホに送って実際に動作させないといけ…

将棋ソフトのミニマックス法、αβ法

将棋を指すソフトなどが手を考えるときに使うミニマックス法、αβ法について簡単に説明しましょう。ことによるとディープラーニング全盛の今、違う部分もあるかも知れませんが、大事さは変わらないと思います。 まず基礎知識として将棋ソフトの大体の仕組み。…

スマホでゲーム作り

Unityの教科書 Unity 2020完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 作者:北村 愛実 発売日: 2020/08/29 メディア: Kindle版 ↑ これはkindle版ですが、紙の本を買いました。いよいよスマホのゲームプログラミングに手を出しました。プログラミングにつ…

ちょっと面白い確率の問題を……

職場でちょっと面白い問題を聞きました。設定を変えて紹介します。 ------------ α製菓、β製菓はどちらもチョコ、キャラメル、ガムを製造しています。今、この2社のお菓子を扱っている店でAさんとBさんがお菓子を1個ずつ買いました。もちろん同…

高校に観点別評価が導入される?

高校でも「観点別評価」というのが導入されるとか。学校にあった裏紙で知り、サイトをあちこちチラッと見たらどうもそういうことらしいですね。知識がほとんどないので少し調べてみようかな……。しかしそれにしても「主体的に学習に取り組む態度」なんて、そ…

相関係数の授業ではこの話をしてください。実習生も!!

高校1年生はそろそろ相関係数の話が出てくる頃かも知れません。相関係数については以前、こんな記事を書きました。 www.omoshiro-suugaku.com 相関係数とは……データから、とある方法で作った2本のベクトルのなす角をθとしたときの cos θ のことなのでした。…

2枚の写真から立体を再現(勾配降下法を使う)(1)

去年、2枚の写真から立体を復元、というテーマでいろいろやっていました。 www.omoshiro-suugaku.comこの記事では「写真に頂点の(相対的な)位置が分かっている立体が写っている」という条件付きで立体を再現しました(ちゃんとできたのでかえってビックリ…

本屋さんで見つけました

本屋さんへ行きました。やはりネットでなく、実物を見ないとダメなのです。背表紙をザッと眺めるとたいてい、どんな分野でも「おっ、いいかも!」という本が見つかります。実際に中身を見るとそれほどではないこともあるけれど、今までこうして出会った本を…

正項級数はどこからどう加えても和は一致するか(これで解決!)

だいぶ前、こんな記事を書きました。 www.omoshiro-suugaku.com ↑ うまくいっていません。その後ときどきあれこれ考えていたんですが、いいこと思いついた!! これならどうだ!? 「正項級数は、どう並べ替えても、その上でどこにどう括弧をつけても(括弧…

実際に基底を入れ換えて係数がどうなるか見てみる

前、基底を入れ換えたときベクトルの表現(係数)がどう変わるのか明らかにしました。 www.omoshiro-suugaku.com ポイントだけ書いておくと によって基底を変換したとき、 であるとすると で新しい係数を求められる、ということでした。 です。実際に基底を…

ベクトル場=矢野 ?

故・矢野健太郎先生の話です。矢野先生の専門は微分幾何学です。小さい頃、アインシュタインブームで「お父さん、ぼくも勉強したら相対性理論が分かるようになるかな?」と聞いたら、お父さんは「健太郎、相対性理論だってアインシュタインという人が考えた…