2025年 明けましておめでとうございます
昨年はゲームを3本公開できました。その前の年から書いていたのも含めていますから実質2.5本くらいかも知れませんが、ペースが上がった感じです。数学や物理を勉強する年もあるんですが、昨年はプログラミングばかり。学校の方は今までの勤め先と大分違った感じで大変でした。でも2学期が過ぎて慣れたので、年明けは楽をできるよう頭を使います。その後、4月からは新しい職場です。
日本ではICT教育(コンピュータやネットを使った教育全般)が流行り出していますが、ICT先進国では今後控える方向のところが出てきたみたいですね。ぼくが勤めている学校では成績のつけ方の都合上、課題をたくさん出す必要があります。しかし授業の欠席者も結構多く、今まで通りに課題の回収、点検、返却……とやるのは大変過ぎです。期限の周知や返却時にいない生徒の分の管理など、面倒なのです。学校ではGoogle Classroomを使っており、特に2学期はここで課題を出してここに提出させました。やはり手元で課題を点検する方が感覚的には合うんですが、全体ではラクになっています。しかし、ぼくの考えでは「ここまで」。この辺を超えて生徒に自由にタブレットを使わせるとロクなことになりません。もうそういう場面、いやというほど見ています。結局、授業の目的だけに使わせることができないのです。仮にそれができたとしても……数学や物理を勉強してきた人なら分かるでしょう、自分でノートに数式を書いて計算し、……とやらずに物理など理解できるようになるはずありません(他の科目も同じでしょう)。今のところ、タブレットは目の前の一画面しか参照できません。検索やページを変えるなどはできますが、操作性はノートの足下にも及びません。必死でタブレットを導入している人は学生時代(もちろん今も)、ホントに勉強した経験がないのかな……?
Excelのvbaで書いた、2つの表が完全に一致しているか確認するアプリ、試験の欠席者の見込み点をつけるアプリは重宝しました。教員をやっている間は使えます。コンピュータはこういう場面で使うのです。いまだに、手元のPCでつけた成績をプリントアウトして、それを決まった成績処理システムに手作業で入れなければならない学校があります。そういう学校、経験では少なくありません(それどころか、全てかな……)。機械の使い方が分かっていないということです。当分、変わらないでしょう。
……おっと、つまらない話にはこれ以上、巻き込まれないようにしないと。仕事なので仕方ないんですが。新年はゲームを始めとするアプリの開発を中心に、そして特に物理を勉強しようかと考えています。では今年もブログ『いぬおさんのおもしろ数学実験室』をよろしくお願いします!