2D、3Dのスマホゲームを書くための本です。よい本でした。
一応最後まで、実験しながら読み終わりました。説明がとにかく丁寧で(特に「この画面でどこをどう操作すればよいのか」という点で迷うことがない)、読むのに時間もかかりません。ひと通り、ゲーム作りに必要なテクニックがカバーされていると思います。別の環境で何かゲームを書いたことがある人なら、これを読めばすぐスマホのゲームも書き始められるのではないでしょうか。どの本にしようか迷って買ったのですが、よかったです。最後には3Dの、空間に置かれた3×3のマス目に上から降ってくるリンゴをバスケットで受け取るゲームが出てきます。時々爆弾も落ちてきて、効果音も入ります。3Dのシューティングゲームを作ってみたいですが、もちろんテクニックは転用できると思います。
もう1冊読んでおこうか、と買ったのが次の本です。
ざっと見たところ『unityの教科書』で扱っていないテーマも載っていて少し難しそうでなので、2冊目にいいかな、と。今日から読み始めます。
大分前、多分プログラミング情報誌だったと思うんですが、さてこれからプログラミングを始めよう、というときには「これ、いいかな」と思った本は買ってしまいましょう、みたいなことが書いてありました。買って失敗だった、という本もあったけれど、主張はまあ分かります。人によって分からない点は違うのですし、著者がどこに力を入れるか、読み手と合う合わないはあるはずです。誰かが「いい本だ」と宣伝していても、自分にとってどうなのかは分かりません。そういうわけでプログラミング関係の本については割と「迷ったら少し考えて買う」みたいにしています。
ネットではよく「××程度の情報ならネットで検索すればすぐ手に入る」みたいなコメントを目にします(ホントに多い……)。そういうこともあるでしょうが、時間を無制限に使えるならともかく、誰だって決まった時間の中でやりくりしているのです。特に初心者など、どれがよい情報なのかも分かりません。この本を読めばここまでは行ける、と分かっていればそれだけで安心です。ネットで勉強していると「あれはどうだったっけ?」というときもパッと調べられません。本なら付箋でも貼っておき、必要なら少しメモしておけばよいことです。情報はまとまっていないとなかなか役に立てることは難しいのです。ネットにしかない情報だってありますし、それはありがたいんですが、ぼくは勉強するなら本です……。