いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

さて次に何を勉強しようか……

 前回まででようやく「写真から立体を再現」できたのですが、仕事もあったし結構時間がかかりました。でもまたここから先へ進めそうです。

 今どきですから、何枚かの写真から立体を作る、そういうアプリとかライブラリの類いもあるのかも知れません。しかしぼくはこの分野、勉強したかったので線形代数のテキストを読むところから始めました。こういうやり方なら時間はかかっても理屈を理解しているから気持ちがいいですし、先の勉強にもつながります。ライブラリを利用して何かできたとしても「どうしてこういうことが可能なんだろう?」みたいな疑問は消えません。

 折に触れて思い出すのがワープロソフト「一太郎」のことです。ワープロがまだまだ一般的とは言えない時代、初めて一太郎を見たときの衝撃は忘れられません。「この世にこんなものを作る人がいるのか」と。便利だとか、そういうことではありません。もうひとつ、これは以前にブログでも触れました。やはりソフト、「無情」というフリーの2Dシューティングゲームです。こちらも衝撃は凄かった。「自分は一体、今まで何をやっていたんだろう」と思ったのです。凄い人たちはたくさんいます。

 大事なのは、形だけではない実力をつけることだと思います。今回の話で言えば、時間はかかっても理論を自分の力で理解することでしょう。遠回りに見えても確かな方法だと思います。