いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

最近流行りの(?)の本屋さん

 最近(?)の流行なのかも知れませんが、置く本を減らす本屋さんが出てきています。地元の割と大きな本屋さんもそうなってしまいましたし、秋葉原ヨドバシカメラ有隣堂があって通勤経路なのでよく行っていたんですが、敷地に本を持ち込める喫茶店などを作って、分かりませんが感覚では本の数が以前の半分。最近はパソコン関係の何かを買ってもついでに寄ることが少なくなってしまいました。トータルではこうした方が儲かるのかも知れませんが、本屋さんが置く本を減らしたらどうにもならない気がします。あっちもこっちの本屋さんも一様に、何だかおしゃれな感じにして、ゆったりしたスペース。欲しいのはそんなものではないんですが……。まあ、そう思うのは少数派だ、ということでしょう……。

 ネットでも本は買いますが、ぼくの場合は大体実店舗です。専門書の類いは特に。経験のある方ならお分かりかと思いますが、「分かりやすい」と銘打ってあっても実際に見ると分かりにくかったり(自分の実力がその本のレベルに達していなかった場合を含む!)きちんとした説明でなかったりなどはざらですし、やはり手に取って見てみたいのですね。従って、置いてある本が減れば自然に行かなくなるわけです。あるいは「買おうか、買うまいか」と迷っているうちにそのことを忘れてしまい、しばらく経って思い出して「買おう!」となったとき、本を減らした本屋さんには多分置いてないでしょう。お店としては、限りのある面積を有効に使うためになるべく新しい本を並べたいでしょうから。

 高校生のとき初めて神保町の書泉グランデ三省堂に行って驚きました。ああ、こんなに大きい本屋さんがあるんだ、と。それ以来、今でも通っていますが、本がたくさんあると幸せな気分に浸れます。ファンとしてはとにかく本は減らさないで欲しいと思います……。