■■■私学の高校って……
やはり特徴を出したがります。
当然だと思います。上の記事でも書きました。どうしても経営の側面を忘れるわけにはいかず、そうしないと生き残れないのも確かです。ICT教育、グループワーク、アクティブラーニング、特殊な課外活動、……。とにかく、分かりやすいものがないといけません。理解はできるのですが、教育の方法として歪に感じることもあります。非常勤の教員はさまざまなバックグラウンドを持っています。ぼくのように公立高校を早期に退職した人間、一般の企業から教育の世界に移ってきた人、特定の分野を深く追求している人など。そして年度毎に学校を変わることが多いのです。それだけに現場を冷静に見ることもできます。
とある私学の高校で、「あなたの授業はウチの授業ではない」と言われた非常勤の教員がいます。ぼくには悍ましく(おぞましく)感じられます。極めてローカルな世界、正しいかどうかも不明な架空の世界を「これが真実」と思い込んで(思い込まされて)いるだけ……ぼくにはそう見えます。それが彼らの一生の「真実」といったところでしょうか。ブログで何回か書きました。人生ゲーム(タカラトミー)をやって大金持ちになり、大喜びしているようなものです。もちろんもっとずっと冷静な私学の先生も大勢いるのでしょうが、公立高校のような転勤もなく、ひとつの価値観しか学べない環境であることは確かだと思います。さきの「ウチの授業ではない」に至っては、他の世界を知らない人間の偏った、そして本質を忘れた意見でしょう。
私学の非常勤、何年目かにしてだんだんあれこれ分かってきた感じです。