このコロナ禍で、今や「儀式なのでマスク禁止!」とか言われることはもうないでしょう。それどころか「必ず着用するように」なんだから。しかし、コロナが流行る前には高校でそういうことを言われていました。アンケートを採ったわけではありませんが。卒業式の頃はインフルエンザの流行の時期と重なりますが、それでも「儀式なのでマスクは禁止」だったのです。教員が前に立って、「マスクをしている人は取って下さい」と言っていました。一律に「コロナでマスクしなければならないのだから風邪でもインフルエンザでもマスクはさせるべきだ!」などと言うつもりは全くありませんが、それでも「儀式ではマスクは絶対禁止!」が正しいと思い込んでそれを強制していた人たちはこのコロナ騒ぎを忘れはいけないと思います。マスク禁止派だった皆さんも今はマスクをさせているんでしょうが、多分コロナが終わってももうマスクは禁止できないのではないですか? この場合、所詮その程度の覚悟だったのだ、ということになります。
落ち着いて考えましょう。マスクは校則とは違いますが、髪型その他「ブラック校則」などと最近話題になっていますよね。色々言われて学校も大変ですが、ぼくは必要なものもたくさんあると思います。でも無意味なものもあるでしょう。コロナのマスクのことを思い出して欲しいのです。その校則、何が何でも守らせたいんですか? ちょっと何かあったら「じゃあその校則、ナシ」にならないんですか?