たまには……徒然なるままに、読書について語りましょう。趣味はいくつかあるのですが、ひとつは読書です。特に理系っぽい新書が多いです。文庫も多く、東野圭吾氏のものは割とよく読みます。その他ミステリー、エッセイ、ジャンルはいろいろですが、読んでいるうちに自分の好みの本の条件が分かってきました。
●自然な感じの文体がよい。難しい表現の文章は敬遠します。
●登場人物が汚い言葉遣いをしているものはダメ。読んでいて疲れるからです。
●変な修飾が過剰なものはダメ。例えば……適当ですが「××さんの服を見て驚いた。まるでぼくの小学校の友人の○○君が夏休みの家庭科の宿題で提出した△△にきれいな柄をプリントしたようなものだったのだ」……みたいな。
●食べ物が美味しそうに描写されているものは好き。「××産の地鶏の照り焼きを注文した。骨をつまんでひと口かむと肉汁が……」など。あるいは「うちの学食は、特にA定食がうまい。焼いてほぐした鮭を混ぜたご飯、季節で変わる野菜の煮物、……」とか。
●ミステリーなど、舞台がペンションだと楽しそうでいい。旅館、ホテルよりペンション。夕食が詳しく紹介されているとさらによい。
●食堂車のある列車が舞台。美味しそうな夕食の説明がうれしい。船でもOK。特に食事の場面があるとよい。
……と、改めて見てみると食べ物ばっかりですね……。でももちろん内容が第一!!
いくつかご紹介しましょう。以前記事にしましたが、
は舞台のバーで出てくる食べ物が美味しそうでよかったです。もちろん内容も楽しく、歴史上の様々な問題に登場人物が解決を与えます。この本には邪馬台国がどこにあるのか、著者なりの解答が載っています。他、短編がいくつも入っています。
こういうのもあります。同じ著者で、歴史の舞台が世界に。どちらの本も歴史談義の舞台のバーで出てくる酒のつまみが素晴らしいのです。
お菓子とお茶を用意してこういう本を読んでいると「贅沢だなあ」と感じます。
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