いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

インフルエンザ激減! ……はいいけれど……

 インフルエンザが激減しているようです。今年の9月の最初の2週間と、昨年を比べて1/1000以下!! 昨年は例年に比べて凄く多かったみたいですが、おととしに比べても1/100以下!! 手洗いやマスクの効果なのでしょう。よかった、よかった……。それは確かにそうなんですが、よく考えてみましょう。

 インフルエンザで亡くなる人もいますし、受験などで大変な目に遭う人もいるでしょう。毎年流行して結構な人数が辛い思いをするのです。もちろん専門的な意見を聞かなければなりませんが、1/1000以下になったのは確かです。コロナが収まったら、学校は「コロナは収まったからマスクはもういらないよ」と生徒に言うでしょうか。国はどうするんでしょうか。マスクをしないとインフルエンザがまた一気に1000倍になるかも知れませんし、誰かがインフルエンザにかかったら「マスクしなくていいと言ったのは誰だ!?」と責任を追及されるかも。

 だから、ことによるともうこのままいつもマスク着用の生活がずっと(100年とか)続くことになるのかも知れません。考えてみれば人間が今着ている服だって、昔(原始人の頃です。詳しくは知りませんが)は服など着ず、ちょっと隠すくらいで裸だったわけでしょう。原始時代のイラストなどによると(そのイラストが事実なのかは不明なのでしょうが……)。今や服は当たり前ですよね。ひょとして50年後、マスクがそうなっているかも……。「ずっとマスクなんて絶対に無理」とか、「バカバカしい」と言っても仕方ないでしょう。原始人も服のことをそう思っていたのかも知れないのです。

 マスクももううんざりで、しかししないわけにもいきません。少しでも早くコロナが収束して、インフルエンザも問題にならず、マスクなしの生活に戻れることを願っています……。