いぬおさんのおもしろ数学実験室

おいしい紅茶でも飲みながら数学、物理、工学、プログラミング、そして読書を楽しみましょう

ニュートンはリンゴの落ちるのを見て万有引力の法則を発見したのか?

宇宙の物体同士は「万有引力」という力で互いに引き合っています。ニュートンが1687年に出版した『自然哲学の数学的諸原理』(プリンキピア)に万有引力の法則があります。 Fが万有引力の大きさ、M、mは2つの物体の質量、rは物体間の距離です。Gは比例定数…

正の数を無限個加えるとどうなるか

正の数を無限個足すことを考えます。例えばa=0.1+0.01+0.001+……とか。このaは結局a=0.1111……と考えられますから、a=1/9ということです(1÷9=0.1111……)。正の数だからと言って、無限個加えれば結果はいくらでも大きくなる、というわけではないの…

インタプリタを作る

専門ではないので説明が曖昧な部分もありますが、勘弁してください。ぼくはソフトを書くのが趣味なんですが、何年か前、インタプリタ作りにはまっていました。とにかく面白かったです。 例えばCという言語では、for(i = 1, s = 0; i <= 10; i++){ s += i;}と…

ベジェ曲線とは何か

ベジェ曲線というのを紹介しましょう。これはサインカーブみたいに、見ても「あ、ベジェ曲線だ」と分かるというものではありません。描く手順についた名前と言っていいでしょう。下の図を見てください。ウィキペディアにありました。 今、ゲームで戦闘機が図…

琵琶湖はどのくらい膨らんでいるか

琵琶湖の南北長はa=63.5(km)です。湖面は地球に沿うはずですから、湖の中心部分は周囲よりもふくらんでいます。 図で、弧aが湖面。hだけ膨らんでいます。r=6378100(m)は地球の半径です。真っ平らな板を渡すと湖の中心部分は上側にある程度はみ出る…